ミルク新聞

 長野県のJA信州諏訪豊田支所は6月の「牛乳月間」に合わせ、支所ロビーに牛乳パック140種類を並べた“アート”を展示している。パックは職員が5年かけて全国から集めた。来所者の目を楽しませながら牛乳の消費拡大を呼び掛けている。展示は30日まで。

 同支所の小泉弘美支所長が酪農家の友人から「牛乳を一生懸命生産しているので、JAも消費拡大運動に力を入れてほしい」と頼まれたのをきっかけに、支所の職員にパック収集を呼び掛けていた。

 県内の製品を中心に、北海道、東北、東海地方など、職員が出張や旅行へ行った際に見たことのない物を集めた。展示棚は職員の手作りで、パックの多彩さを「目で楽しめるように」と、色が濃い順に並べて芸術性を高める工夫をした。

 展示は地元紙に取り上げられ、小学生が見学に訪れるなどPR効果も高い。来所者の好意で展示されていないパックが持ち込まれることもあり、地元住民も参加する運動に広がっている。

日本農業新聞より

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