ずっと夢MILKproject

わたしたちは、酪農家と牛乳大好きデザイナーの二人で活動しています。二人はともに山形出身でありメンバーの樋口絵梨は深山ミルクえんという牧場で酪農を営んでいます。大の牛乳好きであるミルクマイスター®高砂は世界の牛乳パックの収集や、ミルクをテーマにしたイベントの開催、「ミルクのケビン」を登場キャラクターにした、漫画や動画制作を行っています。

山形の魅力や酪農やミルクのことをいろんな方に知ってもらいたいという想いから、地元山形で活躍するクリエイターや他業種とのコラボレーション重ね、商品の企画やイベント出展などを行ってきました。

第3弾 牛展

そんなコラボレーション企画の第3弾としてお届けするのは、阿佐ヶ谷美術専門学校の学生さんと制作した牛展だけのオリジナルパッケージ仕様のゴーダチーズです。

阿佐ヶ谷美術専門学校では毎年デザイン学科 視覚デザインコース3年生が、ブランディングの授業一環として、学生一人一人が商品の考案、ネーミング、パッケージや販売する店舗のデザインを考えプレゼンテーションを行っています。

阿佐ヶ谷美術専門学校

ある時担当の先生から、実際の牧場を題材にしたブランディングをしたいとのご依頼があり、『深山ミルクえんの牛乳を使ったプリンの商品化する』という想定で、情報提供させて頂きました。

私たちはプレゼンテーションにも参加させていただき、デザインを依頼した生産者側と実際に活動しているデザインナーとして学生さんたちと交流させていただきました。

ずっと夢Milk Project 特別授業風景(写真は2016年のもの)

学生さんたちが提案してくれた商品やデザイン、キャッチコピーは毎年どれも素晴らしく、牛や牛乳、山形の風土についてとてもよく調べられており、携わる生産者の想いまでも感じさせるいい作品ばかりでした。

授業へ参加をさせていただく中で、一昨年牛展への参加が決まり、昨年末の授業では実際に会場で販売する商品のブランディングを行っていただき、『牛展オリジナルチーズプロジェクト』が始まりました。

阿佐ヶ谷美術専門学校の生徒による
牛展オリジナルチーズプロジェクトプレゼンテーション(2020年冬)

コロナ禍で・・・

『牛展オリジナルチーズプロジェクト』では、深山ミルクえんの生乳から作ったモッツアレラチーズの販売を予定し、学生さんたちから提案されたデザインの中から、一つを選ばせていただき、オリジナルデザインが完成していました。

また、チーズの製造については、山形県立農林大学校の協力をいただき、校内の加工施設を利用できる仕組みの中で、メンバー2人でチーズの製造講習を受けました。

これまでは施設がない牧場では不可能だった乳加工品の製造、販売がこうした制度ができたおかげで可能な状況となっていました。

しかしながら、その直後から拡大したコロナ禍の影響により、施設利用が不可能となってしまいました。自作のチーズの販売はできず、完成していたデザインについても変更することになってしまいました。

デザインについて

今回デザインを担当してくれたのは、阿佐ヶ谷美術専門学校デザイン学科 視覚デザインコース3年の、在原杏海さんです。

ミルクを連想させる青をメインカラーにしたデザインで、かわいい牛のキャラクターが目を引きます。プレゼンテーションでは、コンセプトやデザインにこめた要素についてよく説明されており今回のプロジェクトによくマッチしていました。

特に商品名である『mmm』は、当初、『miyama milk mozzallera』の頭文字でしたが、モッツアレラが販売できなくなり、商品名を考え直さなければならないことに…。

しかし、この名前とデザインイメージをそのままに、活動そのもののコンセプトにもつながるネーミングとなったのが、『miyama meets milk』です。

在原さんのデザイナーとしての柔軟な発想力が光るとても素敵な作品となりました。

(牛展カレンダー7月のデザインも担当しております)

ゴーダチーズについて

今回お届けするチーズは各地の酪農家から集められた生乳を原料に製造されているゴーダチーズです。ほどよい香りで食べやすく、料理にも使いやすいため多くの方に楽しんでいただけます。レシピをご覧いただきながらぜひお試し下さい。

【商品は1kgと250gの2種類です。】

❶牛展オリジナルデザイン ゴーダチーズ【1kg】(箱入り) 4500円(税込)
❷牛展オリジナルデザイン ゴーダチーズ【250g】 1650円(税込)

ご注文方法

こちらのStoresサイトからご注文ください。(チーズは、受注生産となります。発送は10月下旬を予定しております。)

https://kevinmillcu.stores.jp