皆さんこんにちは!
突然ですが、
日本ではだいたいいつ頃から牛乳が飲まれているかご存知ですか?
諸説ありますが、
西暦500年から650年ころからではないかと言われています。
当時の牛乳は超高級品で、栄養も豊富ということから
薬のような位置付けで貴族や身分の高い人しか飲むことができませんでした。
しかも冷蔵技術がありませんでしたので、
乳牛からしぼった牛乳をぐつぐつ温めて固めてもの
「蘇(そ)」を重宝していたんです。
聖徳太子の食卓にもこの蘇があったと言われています。
その蘇。
牛乳を煮詰める時間は、7時間〜8時間!!
しかも焦げないようにちゃんと鍋に張り付いていないといけません。
相当の労力がかかります。
その蘇を現代に復活させたのが、
奈良県にあります「みるく工房 飛鳥」さん。
考古学者の猪熊兼勝さんとともに復活させました。
とりあえずどんなものか見ていただきましょう!
まずは袋から
ちゃんとオリジナルの袋もあるんです。
その袋の中にはしっかりとした箱が
「飛鳥の蘇」という商品名が当時の趣を彷彿とさせる毛筆書体で入っています。
しかもこの文字、万葉集から字体をピックアップしてつくったというこだわり!すごい!
この重厚な箱をあけると
蘇がどのようにしてつくられたかが分かるパンフレット。
いまだ蘇はベールに包まれています。
いよいよご対面!
包装紙をあけるとふわーっと甘く香ばしい香りが♫
早速2~3mmくらいの厚さに切って食してみます。
うん!うまい!!
クランキービスケットのようなサクサクとした
食感とチーズのような芳醇なミルクの味わい
ほどよく感じる塩味と、噛みしめるたびに
口いっぱいに広がる上品な甘み。
こんなに美味しいものを聖徳太子は食べていたんですね〜。
ジャムをのせてたべてもまた美味!
チーズのようにワインと合わせても美味しいと思います。
ご興味ある方はぜひお取り寄せしてみてください!
きっと感動する味ですよー!
それかコツコツ牛乳を7時間温めてつくってみてください^^